2022.07.15
皆様、本日もお疲れ様です。岩本です(@w@)/
※日本花き卸売以上協会の資料より作成したものを引用
上の表は、2021年度の花き市場の売上高の表です。前年対比(2020年対比)を見ると、ほぼ全ての花市場が去年の売り上げはよかったように思えます。
(ちなみに、なにわ花いちば様は全国第3位、JF鶴見花き様は全国第7位、2つの市場を合わせた2021年売上高は約268億円で、2番目に売上高が高いことになります)
各産地・・・種苗代、資材代、燃料代、花の生産にかかる費用の増大
輸送・・・ガソリン代の高騰、ドライバー確保のための人件費の問題、海外輸入からの輸送便の運賃の高騰、またコンテナなどの資材不足
各花市場、仲卸・・・利益確保のため、販売価格がどうしても上げざるを得ない
お花屋さん・・・消費者の負担を減らすため、販売価格はそう簡単にあげれない。結果、なかなか思うように利益が確保できず苦しい状況
そんな苦しい状況の中、日本花き卸売市場協会の福永哲也会長は以下のように仰っております。
「切り花は、定額購入(サブスクリプション)が浸透してきたこと、鉢物が家庭用の観葉植物を中心に取扱量も増えたこと、家庭用の需要が拡大した年でした。人々が花に触れる機会が増えたことは、この業界にとって追い風となります。切り花も植物も家庭に置くという習慣を定借させることができるかが、今後のポイントだと思います。」
この言葉が、この状況を打開するかはわかりませんが、興味深い話でしたので、ブログでご紹介いたしました。
では、次回もよろしくお願いします(@w@)ノシ