2019.04.12
なにわ花いちば様からご案内頂きましてユリの勉強会に行ってきました!
オランダの生産者、花屋、加工会社、市場などをまわられたときの映像を見ながらオランダの花事情について解説して頂きましたので中から特に印象に残った所をお伝えできればと思います!
・オランダの花市場
オランダには大きく3つの花市場があり、その中の1つであるウェストランドの花市場についてです。
日本の市場とは異なり色々なものがオートメーション化(自動化)されており、台車は市場内を無人で動いていました。効率的ですね。
セリは現物を流すのではなく映像ゼリで前のモニターに映像が流れており席にあるパソコンからおとすようです。セリの席はガラガラで仲卸や輸入商社等は自社のミーティングルームで他の市場と比較しながらパソコンからセリに参加しているとのことでした。
・bloomon という切り花に特化した定期購入サービス
bloomon(ブルーモン)という切り花に特化した定期購入サービスが2014年に始まりました。インターネットの通販で木曜日・金曜日あたりに家庭に花が届き週末に花を楽しむことが出来るサービスです。インスタグラム等のネットでCMがたくさん流れており今まで花屋さんで買うことがなかった若い層を取り込むことが出来たとのことです。
こちらの映像が分かりやすいと思います。
花はブーケのように出来上がった状態ではなく花がバラバラの状態で届きます。
大きな花瓶にまっすぐな花、長い花、やわらかい花ぐらいの簡単な分け方でどんどん挿していきます。挿し方も左右に挿して花瓶を90度まわしてまた挿すというように分かりやすく出来ています。
この映像のように1本1本違う花を組み合わせるのがオランダで主流になっているようで、野(フィールド)で摘んできたようという所から「フィールドブーケ」と呼ばれています。お花屋さんにとってもロスが出にくく良い流行りかもしれません。
オランダでは花が生活の一部になっており、昔から宣伝が多くされているのが1つの要因ではないかとのことでした。日本でも新たな需要を生み出す為には一般の人に向けての宣伝が必要かもしれません。インターネットの使い方も重要そうです。
勉強会のほんの一部ですが紹介させて頂きました!講師の方々、なにわ花いちば様、貴重な機会をありがとうございました!
F.CON 山上